石崎家具株式会社
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2017/06/01

「伝統と革新」

石崎家具社長のブログ
3代目社長 石崎雄世
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衣替えの季節、6月に入りましたね。 先日、砺波店のスタッフと一緒に東京と埼玉へ出張に行ってきました。 来季のひな人形の展示会です。 東京は人形の大手メーカーが居並ぶ浅草橋の久月さんへ。埼玉は人形の町として有名な岩槻市、東玉さんの展示会へ行ってきました。 東京浅草橋駅前の久月。   岩槻駅前の東玉。   両社とも創業は江戸時代、160年以上の歴史ある会社です。 明治維新や2度の大戦などを経て、会社の歴史を繋いできたということに、本当に驚きます。 ひな人形は、女の子の誕生に際し、その子の厄除けとして家に飾り、ひな祭りを楽しむ日本の伝統習慣として長く親しまれています。 しかし核家族化や住宅事情、ライフスタイルの変化により、この20年でひな人形飾り自体が大きく変化してきました。 私が石﨑家具に入社したころ(20年前)は、まだ7段飾りが主流でした。人形も15人揃っており、お届けして飾りつけするのに、大変時間がかかっていたのを覚えています。都市部より小型化の波が遅かったのは、砺波地方の住宅事情や嫁入り習慣が根強く残っていたからだと思います。 しかし、人形飾り小型化の波は、当然こちらにも押し寄せ、数年前には当店でも7段飾りは展示されなくなりました。(お雛様の歌に出てくる五人囃子や右大臣、左大臣などが揃わないのは、大変残念なのですが。) また、お客さまのニーズも多様化してきました。   その間、人形メーカーは様々な商品開発をして、多様化させ、社会のニーズに対応してきました。人形飾りの形式にこだわらず、段数を減らしたり、収納しやすくしたり、また人形の顔も現代風に種類を増やしています。国内デザイナーやリカちゃん人形とのコラボといった試みも人気を得ています。 他にもたくさんの試みがあり、失敗も数知れずあったかと思います。 しかし、そのような革新的な挑戦があったからこそ、この国の習慣が廃れず、現在も日本中でひな祭りを各ご家庭で楽しめているのだと思います。 伝統を守るために企業は革新し続ける。そのことを体現している会社だからこそ160年以上もの歴史に重みを感じます。 3年前に頂いた久月の180年の足跡を記した本。歴史上の様々な出来事が企業に影響を与え、それを乗り越えてきたことがわかります。   もちろん企業の長寿命の理由は革新だけではありません。ですが、このようなチャレンジ精神を弊社も見習って、社会ニーズに応える商品やサービスを提供していきたいと思います。
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